市民抗議あちこちで

トランプ米政権が突飛な政策を矢継ぎ早に実施する中、不安を募らせる一方、不思議なことに希望も湧いてきました。

理由の一つが、市民の抗議活動です。多くの人が手製のプラカードを持って参加。バン副大統領が家族とスキーに訪れた東部バーモント州の沿道には、「ロシアに行って滑れ」など本音とユーモアを重ねたものが目立ちました。

大統領のアドバイザーのイーロン・マスクさんは、火星への植民計画に国から巨額の資金援助を得る一方、強引な手法で連邦政府職員や支出の削減を実施。彼のご都合主義を批判するプラカードは「マスクを火星に強制退去させろ」と書いてありました。

先日ニューヨーク市から帰宅途中、前を走るテスラ車に「マスクが狂人とは知らずに買った」との金属文字が貼り付けられていました。

  4月5日 掲載

連邦政府の人員削減で失業者が増加し、選挙公約だった物価安定は実現が困難な状況です。不満をむき出しにする地元市民との対話集会を避ける共和党の下院議員が続出しています。その空いた演壇に、昨年の選挙で負けた民主党の元候補者が代打で立ち始めました。

また、民主党の元副大統領候補でミネソタ州知事のウォルズさんは、共和党下院議員選挙区を巡る対話集会の全国ツアーを始めました。

一番元気づけられたのは、高齢者女性コーラスグループが替え歌で、欠席した地元議員を「チキン(臆病者)だから隠れているの?」とからかったのを紹介したテレビの映像でした。

人の行動には希望をもたらす力があると実感しました。


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