米国のバレンタインデーは恋人同士だけでなく、家族や友人ともお互いの思いを確認し合う日です。とはいえ、恋人とのそれは格別のもの。ガールフレンドがいる息子は、どう喜んでもらうか、正月早々、思案に暮れていました。
結局、男友達二人を誘って、ぬいぐるみチェーン「ビルド・ア・ベア ワークショップ」へ行き、それぞれの彼女のためにぬいぐるみを作りました。息子がアルバイトの時給4時間分をつぎ込んで、彼女に贈ったのは、赤い熊のぬいぐるみ。

彼女は内装の美しいレストランで食事をするのが好きで、デートにはちょっとお金がかかります。見かねて、家でごちそうすることもありますが、それはデートとは呼べないようです。時には、夫と私がしばらく足を踏み入れてない高級レストランへ行くことも。触発されて私たちも、たまには贅沢しようと考え始めました。
息子によると、昨今の高校生のデートはお金がかかるそうです。新型コロナウイルス禍で制限されていた分、レストランでのデートに魅力を感じているようです。交流サイト(SNS)で、簡単に情報を入手できることも相まった現象なのかも。
いろんな経験を通して、自分に合ったお金の使い方や相手を見つけていくので、口出しはしないことにしています。
気がかりなのは、楽しみと金を使うことが同義になっているように思えることです。公園でサンドイッチを食べたり、海でぼおっとしたりする経済的なデートを、彼の世代が楽しいと感じる日は、ずっと先のことかもしれません。