温暖化抑制 まず行動

家族旅行に出かける直前に、息子が足首を捻挫したので、空港の車いすサービスを頼みました。朝の5時だというのに、待合所は高齢者で満員。米国の高齢化を目の当たりにしました。

2020年発表の国勢調査の結果によると、1946年~64年に生まれたベビーブーマーの高齢化により、65歳以上が10年前に比べて34%増加しました。

一方、世界銀行のデータによると、2021年に米国の女性が出産した子供の平均人数は1・7人。日本の1・3人より高いものの、地球温暖化による将来への不安から出産を控える若者が増えているという調査結果もいくつか出ています。

さて、今年の旅行先は昨夏と同じカリフォルニア州。昨年は山火事の影響で近づけなかった観光本命のヨセミテ国立公園に入ることができました。

   8月19日掲載

山火事は今年、カナダや欧州で多発。原因は温暖化で頻繁に発生するようになった落雷です。また、米国南部では猛暑が続き、「命の危険」が繰り返し報道されました。

近年、地球環境の改善に取り組む企業が増えています。カリフォルニア州で訪れた風力発電と太陽電池を使って営業するワイン醸造所もその一つです。

改善効果の拡大には、企業努力だけではなく、冷暖房の使用を控えるなどの生活改善を通じ、化石燃料の消費を抑制することが必要です。しかし、個人の利益拡大を善としてきた米市民の価値観とは相いれず、なかなか実践されません。

将来のために快適さを犠牲にする精神が浸透しないと、若者の将来への不安は拭えず、少子高齢化の傾向も続くでしょう。


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